
スマホデビューするシニアが増えています。
スマホは画面を直接触って操作ができますし、画面も大きいから文字も見やすいというメリットがあるため、ケータイからスマホに買い替えるシニアが多くなってきました。
中でも、格安スマホのトーンモバイルがシニアから人気があり、トーンモバイルでスマホデビューする人が増えているようです。
なぜトーンモバイルがシニア層に人気なのか、らくらくスマホとの違いを比較しながら人気の理由を調査してみました。
家族でスマホデビューを検討しているシニアや高齢者がいるという人は、ぜひ参考にしていってくださいね。
トーンモバイルとらくらくスマホの違いの比較一覧表
トーンモバイルがなぜシニアや高齢者に人気なのか、らくらくスマホとの違いを比較してみました。
まずはトーンモバイルオリジナルスマホとらくらくスマホのスペックを比較していきましょう。
トーンモバイルTONE e20 | らくらくスマホ me | |
本体サイズ | 約159mm×76.5mm×8.2mm | 約143mm×70mm×9.3mm |
重量 | 約175g | 約143g |
ディスプレイサイズ | 6.26インチHD+ディスプレイ | 4.7インチ有機ELディスプレイ |
バッテリー容量 | 3,900mAh | 2,110mAh |
CPU | MT6762WB | × |
メモリ容量 | RAM 4GB/ROM 64GB | RAM 3GB/ROM 32GB |
外部メモリ | microSD最大256GB | microSD最大400GB |
カメラ | 1,200万画素 1,300万画素 200万画素 | 1,310万画素 |
インカメラ | 800万画素 | 500万画素 |
防水・防塵 | × | IPX5/8・IP6X |
生体認証 | 指紋・顔 | × |
本体サイズはトーンモバイルの方が大きくなっていて、ディスプレイサイズもトーンモバイルでは6.26インチの大画面を搭載しています。
らくらくスマホよりももっと大きな画面なので画面の映像や文字も見やすくなっています。
バッテリー容量についてもトーンモバイルでは3,110mAhの大容量バッテリーを搭載し、データを保存しておくメモリ容量もらくらくスマホよりも大容量が保存可能です。
カメラもトーンモバイルでは3眼カメラを搭載し、CPUもしっかり搭載しているのでパフォーマンス性能も普通のミドルレンジモデルのスマホと同等なため、スマホとしての性能はらくらくスマホよりも確実にトーンモバイルの方が高いです。
トーンモバイルとらくらくスマホのスペック・便利機能を比較
続いて、トーンモバイルとらくらくスマホの便利なサービスや機能について比較していきます。
操作性
ポイント
らくらくスマホ:独自のホーム画面とタッチパネル搭載
トーンモバイル:シンプルで大きいアイコン表示のシンプル画面搭載
らくらくスマホには、らくらくスマホ独自のホーム画面やタッチパネルを搭載しています。
大きくて見やすいアイコン表示、押しやすいボタンのような見た目で、操作がしやすくなっています。
タッチパネルも誤作動を防ぐために「触れる」と「押す」の違いを区別できるようになっています。
ちゃんと押し込んだ感覚もあるので、ケータイに慣れている高齢者の人でも分かりやすい操作性になっています。
トーンモバイルのスマホも、らくらくスマホのようにシンプルで大きいメニュー表示で使いやすくなっている「シンプル画面」を搭載しています。
シンプル画面は、「写真」「カメラ」といった分かりやすい文字で表示されているので、自分がしたいと思う項目をタッチするだけで簡単に操作をすることができるように工夫されています。
電話もすぐに掛けられるように大きな表示になっているので、電話をかけるときも迷ったりすることがありません。
居場所検索機能
ポイント
らくらくスマホ:イマドコサーチで居場所検索(月額200円)
トーンモバイル:TONE見守りアプリで居場所検索(月額200円。家族もトーンモバイルなら0円)
シニアや高齢者がどこにいるのか確認したいというときもありますよね。
ちゃんと病院に着いたのか
いつもより帰りが遅いけどどこにいる?
など、家族の居場所が心配になったら、トーンモバイルでもらくらくスマホでも居場所確認をすることができます。
らくらくスマホの場合は、月額200円のイマドコサーチに申し込むといつでも居場所を確認することができますし、スケジュール設定で定期的に居場所を探すこともできます。
また、エリアを設定すると、相手がエリアの外にいるのか中にいるのかもお知らせしてくれます。
トーンモバイルでは、TONE見守りアプリで同じように居場所を検索することが可能です。
TONE見守りアプリは月額200円のTONEファミリーオプションを申し込むと利用することができ、家族もトーンモバイルを利用しているなら月額0円で使うことができます。
TONE見守りアプリでは、らくらくスマホのようにしっかりと位置情報を読み取って相手の現在地を確認することができますが、シニアの中にはそこまで詳しく居場所を知られたくないという人もたくさんいます。
そういった場合はゆるやか見守りモードを利用すれば、現在地を市町村などの広域なレベルで表示してくれるようになってプライバシーを守ることもできます。
迷惑電話対策や詐欺防止機能
ポイント
らくらくスマホ:迷惑電話対策機能
トーンモバイル:詐欺防止機能
シニアや高齢者を狙った迷惑電話や特殊詐欺が増えています。
スマホに直接電話されると、家族が知らないうちに被害に遭うこともあるので心配になりますよね。
トーンモバイルとらくらくスマホ、どちらにも詐欺防止機能が搭載されているので被害を防止できて安心です。
らくらくスマホの迷惑電話対策
電話帳に登録されていない番号から電話がかかってくると、相手に音声ガイダンスで電話の内容を録音していることを知らせて牽制します。
また、音声認識技術で会話の中から還付詐欺などに関する特定のキーワードを抽出して注意喚起もしてくれるので、未然に被害を防ぐことができます。
トーンモバイルのあんしん電話
特殊詐欺や勧誘などの迷惑電話の可能性がある番号からの着信の場合は、画面に警告表示をしてくれます。
赤は警告、黄色は注意、企業やお店などイエローページに情報がある番号なら青表示で社名も表示してくれます。
画面の色を見るだけで危険度が分かるので、危険のある番号からの電話には最初から出ないようにすることでトラブルを回避します。
不正なサイトについても、トーンモバイルでもらくらくスマホでもアクセスをブロックするフィルタリング機能があるので、ウェブサイトを閲覧するときも安心です。
健康管理機能
ポイント
らくらくスマホ:本体機能に歩数計搭載、富士通のヘルスケアサービス「ララしあ」
トーンモバイル:ライフログ
トーンモバイルでは、シニアや高齢者が健康に生活できるように健康管理機能を搭載しています。
健康管理機能の「ライフログ」アプリでは、歩いた歩数や活動量を自動で計測してくれて、10大疾病の発生率の変化も簡単に確認することができます。
目標をクリアするとTポイントが貰える特典があったりするので楽しみながら活動することができます。
さらに、ライフログで管理できる全ての項目は家族で共有することもできるので、離れて暮らす家族の健康状況を確認することができます。
ライフログは無料のアプリなので気軽に運動を始められます。
らくらくスマホでも歩数計や心拍数などの情報を管理することができる健康機能が搭載されています。
背中のセンサーに指を触れるだけで血管年齢を測ることもできるので、食生活の改善などを日ごろから意識することができるようになります。
その他にも富士通のヘルスケアサービス「ララしあ」を利用すれば、歩数目標が設定される健康ミッションなどが利用でき、ミッションをクリアするとポイントが貰えるからやる気が続きます。
サポート
ポイント
らくらくスマホ:らくらくホンセンター、ショップ、遠隔サポート(月額400円)
トーンモバイル:電話サポート、店頭サポート、遠隔サポート、置くだけサポート(すべて無料)
シニアが初めてスマホを購入する場合は、
なかなか操作が覚えられない
使い方がわからなくなってしまった
ということもたびたびあります。
らくらくスマホでは操作に困ったときに無料で電話相談できる「らくらくホンセンター」が対応してくれます。
ホーム画面からワンタッチで電話がつながるので、困った時はいつでもすぐに相談ができて安心です。
もちろんドコモショップで使い方を教えてもらえるスマホ教室も開催されているので、直接使い方を相談することもできますよ。
トーンモバイルの場合は、全国のTSUTAYAやカメラのキタムラで使い方を教えてもらうこともできますし、無料の電話サポートも利用可能です。
さらに、遠隔サポートにも対応しているのがポイントです。
トーンモバイルの遠隔サポートは、オペレーターが遠隔で操作して使い方を教えてくれるだけでなく、家族が遠隔で操作をすることもできます。
離れて暮らす家族が、
「撮った写真がどこにあるのか分からない」
と電話してきたら、代わりに遠隔でスマホを操作して教えてあげることも可能なんです。
この遠隔サポートは、ドコモの場合は月額400円の有料サービスですし、オペレーターのみが遠隔操作が可能なので、らくらくスマホよりもトーンモバイルの方が充実したサポートを利用できるということになります。
また、トーンモバイルの端末は、置くだけサポートにも対応しているので、スマホが急に使えなくなってしまったり設定がおかしくなったりしたときは、購入したときにスマホが入っていた箱の上にスマホをおくだけで自動的に修復をしてくれます。
スマホがいつもと違うときにオペレーターに相談したりお店に出向いたりしなくても、箱に置くだけで設定を修正することができるので便利ですよね。
トーンモバイルはらくらくスマホより月額料金が安い
参照:トーンモバイルシニア割
解説してきたように、トーンモバイルはシニアや高齢者でも使いやすい便利な機能がたくさんあるのですが、月々の料金についてもらくらくスマホよりもお得になっています。
月額料金 | 1,000円 |
通話料 | トーンモバイル同士:無料 国内携帯電話宛:1分21秒 国内一般加入電話宛:3分13円 |
利用可能データ量 | 無制限 |
トーンモバイルの料金プランは月額1,000円の基本プランになっています。
基本プランでは、トーンモバイル同士の通話は無料で利用ができ、さらにデータ通信量についても無制限で使い放題になっています。
データ通信速度はらくらくスマホを取り扱うドコモよりも遅くはなりますが、メールの送受信やウェブサイトの閲覧、LINE、SNSなどを利用するときは問題ない程度の速さでデータ通信が可能です。
動画視聴などで高速データ通信が必要なときは、オプションで高速チケットオプション(1GBにつき300円)を必要な分だけ購入することで快適に利用することができます。
必要な分だけ購入できるので、無駄な料金を支払う必要がなくてお得です。
学割・シニア割
- キャンペーン期間:2019年12月3日~2020年6月1日
また、現在トーンモバイルでは基本プランの月額料金を3か月間500円割引する「学割・シニア割」キャンペーンを開催しています。
トーンモバイル端末を新規で契約する50歳以上のシニアならキャンペーンが適用になりますので、50歳以上のシニアや高齢者はお得にスマホデビューすることができますよ。
トーンモバイルにはらくらくスマホと同じような便利機能がたくさんある
トーンモバイルとらくらくスマホの便利機能について比較してきました。
シニアや高齢者が簡単に便利に利用できるように、らくらくスマホと同じような機能がトーンモバイルでも利用することができます。
特にトーンモバイルのサポート機能はらくらくスマホよりも充実していますので、初めてスマホを持つシニアや高齢者でも安心して利用することができると思います。
トーンモバイルがシニアや高齢者に人気の理由を、らくらくスマホと比較しながら解説してきました。
トーンモバイルには、らくらくスマホと似ている使いやすくて便利な機能やサービスがたくさん搭載されていて、らくらくスマホよりもサポートが充実しています。
はじめてスマホを持つシニアや高齢者でもすぐに操作に慣れることができますし、家族も離れているところからサポートをしてあげたり、健康状態を共有したりすることができます。
プライバシーに配慮した居場所検索ができるので、高齢者の気持ちに寄り添ったスマホの使い方ができるようになっているのも人気の理由です。
トーンモバイルは月額1,000円で利用することができ、キャンペーン期間中に50歳以上の人が新規契約でスマホデビューするなら3か月間月額500円でスマホを使うこともできてお得です。
シニアや高齢者にスマホを持たせようか検討しているご家族は、トーンモバイルでスマホデビューすることを検討してみてはいかがでしょうか。
トーンモバイルとらくらくスマホの比較まとめ
トーンモバイルがシニアや高齢者におすすめな理由
- 使い方が分からないときは家族やオペレーターが遠隔で操作できる遠隔サポート
- スマホに問題が発生したら箱に置くだけで自動に修復
- シンプルな画面で操作が簡単で使いやすい
- プライバシーに配慮した居場所確認ができる
- 特殊詐欺防止機能搭載
- 健康管理機能で健康維持にも役立つ

