
シニア世代でもスマホ利用者が増加していて、当たり前のようにスマホを使いこなせる高齢者が増えてきています。
スマホはガラケーよりも画面が大きくてタッチ操作で操作も簡単などのメリットがありますが、動画を見るときはスマホの画面よりももっと大きい画面で視聴したいと感じることもありますよね。
ウェブページを閲覧するときも、スマホでも見やすいけどもっと画面が大きいと便利だなと思ってしまうこともあります。
そんなときに便利なのがタブレットです。
タブレットはスマホを大きくして電話機能がなくなったようなもので、操作はスマホと全く同じ、使えるアプリも全く同じになっています。
パソコンよりも操作が簡単でスマホよりも大画面で使えるので、最近ではスマホとタブレットの2台持ちで使っている人が増えてきているようです。
らくらくスマホを利用している人の中にもタブレットが欲しいと思っている人は多いのではないでしょうか。
ドコモでらくらくスマホとタブレットの2台持ちをした場合、タブレットの料金プランはどうなるのか解説していきます。
-
高齢者がタブレットを持つメリット|シニアだからこその選び方はある?
ドコモでらくらくスマホとタブレットを2台持ちする場合の月額料金
参照:データプラス
ドコモでらくらくスマホとタブレットを2台持ちする場合は、タブレットやルーター専用の料金プラン「データプラス」を利用することができます。
データプラスの月額料金 | 1,000円 |
データ利用量 | なし(スマホ料金プランのデータ容量をシェア) |
タブレットをドコモで購入して料金プランをデータプラスで契約すると、月額料金1,000円でらくらくスマホが契約している料金プランのデータ容量をスマホとタブレットの2台でシェアすることができます。
データプラスは定期契約の必要なく1,000円で利用することができるため、解約金なしで解約することが可能です。
以前はタブレットを購入した場合は、タブレットはタブレットで料金プランを契約し、らくらくスマホはらくらくスマホで料金プランを契約しなくてはなりませんでした。
データプラスが登場したことにより、月額1,000円でらくらくスマホの料金プランのデータ利用量を分け合って使うことができるようになったので、らくらくスマホとタブレットをお得に2台持ちすることができるようになりました。
データプラスを利用するための条件
データプラスの条件
- 同一名義でスマホも契約していること
- 対象料金プランは「ギガホ」または「ギガライト」であること
- スマホ1回線につきデータプラスも1回線が申込み可能
- ペアとなる回線を指定するペア設定をすること
データプラスを利用するには、らくらくスマホと同じ名義でタブレットを購入する必要があります。
例えば、らくらくスマホは息子が買ってくれたから息子名義になっているけど、娘がタブレットを買ってくれるからタブレットは娘名義になるということはできないということです。
らくらくスマホの名義が息子なら、タブレットも息子名義で契約しなくてはなりません。
料金プランについてもデータプラスが利用できるのは「ギガホ」または「ギガライト」のみになります。
以前の料金プランでらくらくスマホを利用している場合は、タブレット契約時にらくらくスマホの料金プランを「ギガホ」または「ギガライト」に機種変更すればデータプラスを契約することができます。
そして、らくらくスマホ1台に対してデータプラスが契約できるのは1回線までです。
データプラスを契約したらどの回線のデータ容量をシェアするのが設定しておかなくてはならないので、らくらくスマホとタブレットでペア設定というものを行います。
ペア設定で登録されている回線でデータ容量をシェアするため、途中で他の回線とタブレットのデータ容量をシェアしたいとなったときは、改めてペア設定をし直す必要があります。
利用可能データ量を超過した場合
らくらくスマホとタブレットのデータ容量をシェアして利用しているときに、当月の利用可能データ量を超過してしまった場合は、通常の「ギガホ」「ギガライト」と同じく月末まで通信速度が低下して利用することになります。
「ギガホ」なら1Mbps、「ギガライト」なら128kbpsの低速でのデータ通信となり、データプラスのタブレットについても同様の速度制限がかかります。
速度制限を解除する場合は、1GB追加オプションやスピードモードでデータ容量を追加購入することで速度制限を解除することが可能です。
らくらくスマホとタブレットをデータプラスで利用した場合の月額料金の目安
実際にらくらくスマホとタブレットをデータプラスで契約した場合の月額料金がどのくらいになるのか計算してみました。
ギガホ
ギガライト
それぞれで利用した場合でシミュレーションしていきます。
ギガホ
参照:ギガホ
ギガホの月額料金(2年定期契約あり) | 6,980円 |
データプラスの月額料金 | 1,000円 |
データ利用量 | 30GB(キャンペーンで60GBに増量中) |
みんな家族割+(3人以上) | -1,000円 |
ドコモ光セット割 | -1,000円 |
ギガホ割(6か月間) | -1,000円 |
はじめてスマホ割(12か月間) | -1,000円 |
合計 | 3,980円 |
らくらくスマホを料金プラン「ギガホ」で契約した場合、ギガホの基本料金6,980円にデータプラスの月額料金1,000円が追加されて、7,980円でデータ容量30GB(キャンペーン中は60GB)をらくらくスマホとタブレットの2台で分け合って使うことができます。
ギガホはみんな家族割+やドコモ光セット割などの割引サービスが適用になるため、すべての割引サービスが適用になった場合は、データプラスがセットになっても月額3,980円で利用することができます。
ギガライト
参照:ギガライト
ギガライトの月額料金(2年定期契約あり) | 2,980円 | 3,980円 | 4,980円 | 5,980円 |
データ利用量 | ~1GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB |
データプラスの月額料金 | 1,000円 | |||
みんな家族割+(3人以上) | -1,000円 | |||
ドコモ光セット割 | ― | -500円 | -1,000円 | |
はじめてスマホ割(12か月間) | -1,000円 | |||
合計 | 1,980円 | 2,480円 | 2,980円 | 3,980円 |
料金プラン「ギガライト」でらくらくスマホを契約した場合は、らくらくスマホとタブレット2台で使ったデータ利用量の合計によって定額料金が異なります。
2台で1GB以下の利用なら月額3,980円、3GB以下なら4,980円といったように、ギガライトの月額料金にデータプラスの月額料金1,000円が合算されます。
ギガライトもギガホと同じように割引サービスを併用することができるため、最安値で1,980円~らくらくスマホとタブレットの2台を持つことができます。
らくらくスマホとタブレットを2台持ちするメリット
らくらくスマホとタブレットを2台持ちがおすすめな理由
- 大画面で写真を見たり、動画を視聴したりすることができる
- 無線LANがないところでもタブレットを使うことができる
- 2台持ちでも月額料金が安い
らくらくスマホとタブレットを2台持ちするメリットは、スマホの画面よりもずっと大きな画面で動画を楽しんだり、写真を見たりすることができるという点が最も大きな点になります。
タブレットのディスプレイサイズは大きいもので10.1インチもあるので、表示も大きくて見やすいですし文字もスマホより大きくして見やすくすることができます。
そのため、電話をするときはらくらくスマホを利用して、ウェブサイトの閲覧や動画視聴、アプリの利用などはタブレットを使うように使分けができて非常に便利です。
家族で写真を見るときも大画面ならみんなで一緒に楽しむことができますよね。
そして、らくらくスマホとタブレットでデータ通信を行うことができるため、外出先で公衆Wi-Fiがない場所でもいつでもタブレットを使うことができます。
旅行先で地図を調べたいというときもタブレットなら大画面で見やすいのでWi-Fiを探さなくても利用できるのは便利ですよね。
このように2台を有効に利用してもスマホの料金のたったの1,000円上乗せするだけなので、スマホとタブレットの2台持ちは意外と安く利用することができるようになっています。
らくらくスマホとタブレットを2台持ちするときの注意点
注意
1回線につき1台のみしか設定できない
みんな家族割+のカウントには含まれない
タブレットの端末代金がかかる
らくらくスマホとタブレットを2台持つことは便利でお得なのでおすすめですが、注意しなくてはならないこともあります。
データプラスは1回線につき1台しか設定することができないので、スマホが1台しかなければタブレットも1台しかデータプラスで利用することができません。
2台タブレットが使いたいというときは、2台目の方は「ギガホ」または「ギガライト」を契約して利用しなくてはならないのでお得にはならないです。
みんな家族割+についても、カウント対象に含まれるのは音声通話に対応している料金プランのみです。
データプラスは音声通話に対応していないため、スマホ1台とタブレット1台の契約ではみんな家族割+が適用になりません。
また、タブレットの端末代金は割引になりませんので、一括で購入するか分割で購入することになります。
現在販売されているドコモのタブレット
dtab d-01k:55,440円(1,540円×36回)
dtab compact d-02k:45,936円(1,276円×36回)
分割の場合は月額1,276円または1,540円の負担が上乗せになるため、データプラスの月額料金だけでは利用することができなくなってしまいます。
ドコモでおすすめのタブレット
ここからはらくらくスマホと一緒に使うのにおすすめなドコモのタブレットにはどんな端末があるのかも詳しく紹介していきます。
大画面でタブレットを使いたいなら防水対応のdtab d-01k
参照:dtab d-01k
本体価格 | 55,440円(1,540円×36回) |
本体サイズ | 約173mm×248mm×7.8mm |
重量 | 約475g |
バッテリー容量 | 6,500mAh |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ |
CPU | Kirin659 |
内臓メモリ | RAM 3GB/ROM 32GB |
外部メモリ | microSDXC最大256GB |
カメラ | アウトカメラ:800万画素 インカメラ:800万画素 |
ワンセグ | 〇 |
防水・防塵 | IPX5/IPX7・IP6X |
生体認証 | 指紋認証 |
dtab d-01kは、10.1インチの大画面と防止対応が特徴のタブレットです。
防水防塵対応なので、キッチンや屋外でも安心して使うことができます。
前モデルdtab d-01Hと比べてメモリ容量が増加し、指紋認証にも対応したので、もっと快適に操作ができてロック解除もスムーズで便利になりました。
microSDカードにも対応しているため、らくらくスマホで撮影した写真もSDカードを移し替えるだけで簡単にタブレットで見ることもできるので、らくらくスマホを利用している人にぴったりのタブレットになっていますよ。
dtab d-01k の特徴1:防水・防塵対応
dtab d-01kは防水・防塵に対応したタブレットだから濡れている場所や屋外でも安心して利用することができます。
料理のレシピを見るときも濡れた手で触ることができるのでとても便利ですよね。
dtab d-01k の特徴2:10.1インチの大画面
dtab d-01kのディスプレイは高精細ディスプレイが搭載され、マルチウィンドウにも対応しているので2つのアプリを横に並べて同時に操作することもできます。
地図を見ながら近くのお店情報を調べたりすることもできますし、動画を見ながらメッセージを送ったりすることも大画面で見やすいですよ。
dtab d-01k の特徴3:シンプルなホーム画面搭載
dtab d-01kのホーム画面はシンプルなホーム画面を搭載しています。
シンプルで分かりやすいホーム画面なので、始めてタブレットを使う人やシニアでも簡単に使うことができます。
また、声を認識して操作をすることができるBluetoothマイクスピーカーのドコモシンプルマイクと合わせて利用すれば、手でタブレットを操作しなくても話かけるだけでウェブ検索したり、メモを登録したりすることができます。
dtab d-01k の特徴4:ワンセグ対応
dtab d-01kにはワンセグも搭載しているので、テレビがない場所でもいつでもタブレットでテレビを視聴することができます。
スピーカーも4か所に搭載されているので、迫力あるサウンドでテレビを楽しむことができますよ。
コンパクトサイズで持ち歩くのに便利なdtab compact d-02k
本体価格 | 45,936円(1,276円×36回) |
本体サイズ | 約209mm×120mm×8mm |
重量 | 約309g |
バッテリー容量 | 4,980mAh |
ディスプレイサイズ | 8.0インチ |
CPU | Kirin659 |
内臓メモリ | RAM 3GB/ROM 32GB |
外部メモリ | microSDXC最大256GB |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素+200万画素 インカメラ:800万画素 |
ワンセグ | × |
防水・防塵 | IPX5/IPX7・IP6X |
生体認証 | 指紋認証 |
鞄に入れて外出時も持ち歩きたいという人にはbtab compact d-02kがおすすめです。
8.0インチの大画面なのに片手で持つことができる大きさなので、外出時に持ち歩いても邪魔にならないですし、防水にも対応しているのでどこでも安心して持って行くことができます。
さらに、dtab compact d-02kのカメラはデュアルカメラ搭載なので、らくらくスマホよりも美しい写真を撮影することができます。
旅行先での思い出で写真を撮ることが多いなら、らくらくスマホと一緒にdtab compact d-02kも持って行くのがおすすめですよ。
dtab compact d-02k の特徴1:シンプル操作に対応したホーム画面
dtab compact d-02kのホーム画面はディスプレイを触って操作をしなくてもジェスチャー操作にも対応しています。
ホーム画面はシンプルで分かりやすい大きなアイコンで表示されるので、初めて使うシニアの人でも簡単に使いこなせます。
dtab compact d-02kの特徴2:デュアルカメラでポートレート撮影が可能
dtab compact d-02kには2つのレンズが搭載。
背景をぼかした撮影をすることもできますし、写真撮影後にも編集でぼかしを調整することもできます。
らくらくスマホよりも多彩な写真を撮ることができるので、デジカメの代わりにdtab compact d-02kを持ち歩くのもおすすめです。
dtab compact d-02k の特徴3:メモリ容量が大きい
dtab compact d-02kのメモリ容量はRAMが3GB、ROMが32GB、さらにmicroSDカードにも対応しているので、たくさんのデータを保存しておいてもスムーズに動作します。
メモリ容量が大きいので電子書籍をたくさん保存して通勤時にタブレットで書籍を楽しむこともできますし、動画も快適に視聴することができますよ。
らくらくスマホとタブレットの2台持ちについてのまとめ
ドコモでらくらくスマホとタブレットの2台持ちをする場合の月額料金について詳しく解説してきました。
ドコモではスマホのデータ容量をシェアして利用するなら、タブレットは月額1,000円のデータプラスで利用することができます。
毎月のスマホ代に1,000円をプラスするだけでタブレットも使えるのはとてもお得ですよね。
らくらくスマホとタブレットの2台持ちなら、大画面でテレビや動画を楽しんで、電話や外出時はらくらくスマホを持ち歩くなどといった使い分けができるので、もっと便利にスマホとタブレットを活用することができるようになりますよ。
タブレットの購入を検討しているなら、ドコモのスマホとセットで使うことをおすすめします。