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ドコモのらくらくスマホとワイモバイルのかんたんスマホ|契約するならどっちがおすすめか徹底比較

ドコモなどの大手キャリアでは60歳以上のシニアでも簡単に使いこなすことができる、シニア向けスマホの販売をしていますが、格安スマホとして人気のワイモバイルでもシニア向けの簡単操作ができるスマホ「かんたんスマホ」を販売しています。

ワイモバイルでは、60歳以上の利用者がかんたんスマホを購入するなら、音声通話が24時間かけ放題になる、スーパーだれとでも定額が無料で利用することが可能になるので、毎月のスマホ代をお得にすることができますよ。

ドコモでも、60歳以上ならおしゃべり割60で、音声通話オプションの料金を月額700円割引くことができる割引きサービスもありますので、ワイモバイルとドコモなら、どちらで契約するのがお得なのか検討している人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、かんたんスマホを購入するならワイモバイルで契約したほうがドコモよりも月額料金を安くすることができます

ドコモとワイモバイルの料金プランや割引きサービスについて比較しながら解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ドコモのらくらくスマホとワイモバイルのかんたんスマホどっちがいいか?

ドコモ・らくらくスマホmeワイモバイル・かんたんスマホ
本体サイズ高さ143mm×幅70mm×厚さ9.3mm高さ147mm×幅71mm×厚さ9.2mm
重量143g142g
ディスプレイサイズ4.7インチ有機ELディスプレイ5.0インチ液晶ディスプレイ
バッテリー容量2,110mAh2,600mAh
カメラアウトカメラ:1,310万画素

インカメラ:500万画素

アウトカメラ:1,300万画素

インカメラ:500万画素

防水・防塵IPX5/IPX8・IP6XIPX5/IPX7・IP5X
ワンセグ
おサイフケータイ×

ドコモのらくらくスマホmeとワイモバイルのかんたんスマホのスペックについても比較しておきましょう。

どちらのスマホもほぼ同じくらいの性能になっています。

本体サイズや重さなどはほとんど変わらないですし、カメラの画素数も同じくらいです。

ドコモのらくらくスマホmeの方が、ディスプレイに有機ELディスプレイを採用していたり、おサイフケータイに対応していたりという点ではドコモのらくらくスマホmeの方が少し搭載されている性能が多くなっています。

それ以外は防水・防塵性能やワンセグについても搭載されていますので、普通に使うのならどちらもそこまで変わりないような性能ですね。

本体についてはどちらも簡単操作で使いやすいスマホになっていますので、ドコモとワイモバイルの料金プランについて比較していきましょう。

ドコモのらくらくスマホの料金プラン


続いて、ドコモのらくらくスマホを契約する場合、どのような料金プランを利用することができるのかについて見ていきましょう。

らくらくスマホの料金プラン
ギガホ
ギガライト

ドコモでは、らくらくスマホや普通のスマホなど端末の種類は関係なく、利用できるスマホの料金プランはギガホまたはギガライトのどちらかしかありません。

ギガホ(定期契約適用時)6,980円
利用可能データ量30GB(2020年1月1日~60GBに増量キャンペーン中)
国内通話料家族間:24時間無料

家族以外:30秒20円

SMS送信料1回3円~
ギガライト(定期契約適用時)

 

利用可能データ量

ステップ4

~7GB

5,980円
ステップ3

~5GB

4,980円
ステップ2

~3GB

3,980円
ステップ1

~1GB

2,980円
国内通話料家族間:24時間無料

家族以外:30秒20円

SMS送信料1回3円~

ギガホは、月額6,980円でデータ容量が30GBまで利用することができ、家族割引グループ以外への通話については30秒20円で加算されるため、別途音声オプションを申し込んで通話料を安く抑えることが可能になっています。

らくらくスマホにしたら、スマホで映画やドラマなどの動画サービスをたくさん視聴したいという人は、料金プランをギガホにするのがおすすめです。

ギガライトの場合は、7GBまでデータ容量がついてくる料金プランですが、1GB、3GB、5GBまで利用したときには、その分までの定額料金を支払うことができるため、月ごとの使ったデータ容量に応じて定額料金が変わります。

使った分までの定額料金だけを支払うことができるため、余計に月額料金を支払うことがなく、あまりスマホでデータ通信を行わない人におすすめの料金プランになっています。

ドコモでらくらくスマホを購入した場合は、この2つのプランのどちらかを選択して契約することになります。

ドコモの料金プランで利用できる割引きサービス

利用できる割引きサービス

・みんなドコモ割
・ドコモ光セット割
・ギガホ割
・はじめてスマホ割
・おしゃべり割60

ドコモの料金プランでは、上記の割引きサービスを利用して、毎月の利用料を安くすることができるようになっています。

ギガホ6,980円
音声オプション(5分通話無料オプション)700円
みんなドコモ割-1,000円
ドコモ光セット割-1,000円
ギガホ割-1,000円
はじめてスマホ割-1,000円
おしゃべり割60-700円
合計2,980円
ギガライトステップ1

~1GB

ステップ2

~3GB

ステップ3

~5GB

ステップ4

~7GB

2,980円3,980円4,980円5,980円
音声オプション(5分通話無料オプション)700円
みんなドコモ割-1,000円
ドコモ光セット割-500円-1,000円
はじめてスマホ割-1,000円
おしゃべり割60-700円
合計980円1,480円1,980円2,980円

みんなドコモ割


みんなドコモ割は、同一ファミリー割引きグループ内の家族が対象の料金プランを利用している場合に、回線数に応じて月額料金を割引くサービスです。

家族でドコモを使っているだけで、ギガホとギガライトの基本料金が、2回線なら500円引き、3回線以上で1,000円が割引かれるので、家族みんながドコモで利用しているだけでお得になります。

参考記事
みんなドコモ割でらくらくホンをお得に利用できるって本当?分かりやすく解説!

ドコモ光セット割

ドコモ光セット割は、自宅のインターネットをドコモ光で契約していると、ファミリー割引きグループ内の対象料金プランを利用している回線の月額料金が、最大1,000円割引きになります。

ギガライトの場合は、3GB以上利用から割引き対象になります。

ギガホ割


ギガホ割は、ギガホ利用者限定の割引きサービスで、はじめて料金プランをギガホで契約した場合に、最大6か月間月額料金から1,000円が割引きになります。

はじめてスマホ割

はじめてスマホ割は、ドコモのFOMA回線や他社で3G回線のケータイを利用している人が、初めてドコモでスマホに買い替えた場合に、最大12か月間月額料金から1,000円が割引きになります。

現在らくらくホンを利用していて、これかららくらくスマホに買い替えるという人も割引きの対象になりますよ。

参考記事
【ドコモ】はじめてスマホ割でらくらくスマホの月額料金いくらになるか計算!

おしゃべり割60


おしゃべり割60は、はじめてスマホ割と同じように、FOMA回線や他社3G回線のケータイからはじめてスマホに買い替えるときに、利用者が60歳以上なら利用することができる音声オプションの割引きサービスです。

60歳以上の利用者がケータイからスマホに買い替えた時に、ギガホまたはギガライトの料金プランの他に音声通話オプションを一緒に申込みをすると、音声通話オプションの月額料金から12か月間700円を割引きます。

音声通話オプション

かけ放題オプション月額1,700円24時間国内通話がかけ放題
5分通話無料オプション月額700円5分以内の国内通話料が無料

音声通話オプションには2種類のオプションがあり、このうち、5分通話無料オプションを契約すれば、月額700円のオプション料金とおしゃべり割60の割引額700円で同額となるため、実質無料で5分以内の国内通話を利用することができるようになります。

月額1,700円のかけ放題オプションを利用するなら、おしゃべり割60で月額700円が割引きになるため、月額1,000円で24時間国内通話が無料で利用することが可能です。

参考記事
ドコモおしゃべり割60はいつまで?電話頻度が多い人は申し込むべき理由

ワイモバイルのかんたんスマホの料金プラン

参照:スマホベーシックプラン

ワイモバイルの料金プラン
・ベーシックプランS
・ベーシックプランM
・ベーシックプランR

ワイモバイルでは3つの料金プランがあり、それぞれの料金プランには利用できるデータ容量がついてくる定額料金プランになっています。

ベーシックプランSベーシックプランMベーシックプランR
月額料金2,680円3,680円4,680円
データ容量3GB12GB17GB
国内通話10分以内の通話無料

10分以降30秒20円

ワイモバイルの料金プランには、10分以内の国内通話が無料で利用することができるサービスもセットになっているため、データ容量も定額で、音声通話も安くできる単純で分かりやすい料金プランになっていますね。

ワイモバイルの料金プランに利用できる割引きサービス

利用できる割引きサービス

・新規割
・おうち割光セット
・家族割引サービス(2回線目以降)
・60歳以上ならスーパーだれとでも定額が無料

ワイモバイルでは、新規契約時や他社からの乗り換え、家族でワイモバイルを利用するとき、インターネットをソフトバンクで契約しているときに、月額料金を割引くことができます。

ベーシックプランSベーシックプランMベーシックプランR
月額料金2,680円3,680円4,680円
データ容量3GB12GB17GB
国内通話10分以内の通話無料

10分以降30秒20円

新規割-700円
おうち割光セット

または

家族割引サービス

(2回線目以降)

-500円
スーパーだれとでも定額1,000円
60歳以上ならスーパーだれとでも定額が無料-1,000円
合計1,480円2,480円3,480円

新規割

新規割は、新規契約または他社からの乗り換えでワイモバイルで契約すると、6か月間月額料金から700円が割引きになります。

おうち割光セット


おうち割光セットは、自宅のインターネットをソフトバンク光で契約している場合に、月額料金が500円に割引きになります。

家族割引サービス(2回線目以降)

ワイモバイルで家族割引を契約すると、2回線目以降の回線は月額料金が500円割引きして利用することができます。

ただし、おうち割光セットと家族割引サービス(2回線目以降)は併用することができません。

60歳以上ならスーパーだれとでも定額が無料


解説してきたように、ワイモバイルでは料金プラン自体に10分以内の国内通話無料サービスが入っているのですが、さらにオプションで、月額1,000円の「スーパーだれとでも定額」を申込むと、10分以上の通話もすべて無料でかけ放題で利用することができます。

この「スーパーだれとでも定額」の月額料金1,000円が、【利用者が60歳以上】で【かんたんスマホで契約】した場合に、月額料金が無料で利用することが可能になります。

よって、「60歳以上の利用者」が、「新規契約または他社からの乗り換えでワイモバイルで契約」し、「家族割引サービスで2回線目以降で利用するなら」、6か月間は月額1,480円で、国内通話24時間無料でかんたんスマホを利用することができるということになります。

らくらくスマホとかんたんスマホの比較結果

ドコモ・ギガライト(~1GB以下だった場合)ワイモバイル・ベーシックプランS
月額料金(各割引サービス適用後)980円1,480円
データ容量1GBまで3GB
国内通話家族間:24時間無料

家族以外:30秒20円

10分以内無料
通話オプションかけ放題オプション

1,700円

スーパーだれとでも定額

1,000円

音声通話割引サービスおしゃべり割60

-700円

60歳以上でかんたんスマホを利用

-1,000円

合計1,980円(12か月目以降3,680円)1,480円(8か月目以降2,180円)

ドコモのギガライトとワイモバイルのスマホベーシックSで、どちらも各割引サービスが適用になった場合のサービス内容を比較してみましょう。

ドコモではおしゃべり割60が適用になることで、12か月間はかけ放題オプションが月額1,000円で利用することができ、データ容量が1GB以下なら月額1,980円で利用することが可能となります。

ワイモバイルでは60歳以上でかんたんスマホを契約するなら、「スーパーだれとでも定額」はずっと無料で利用することができますので、新規割適用中は1,480円で利用でき、それ以降は2,180円で利用することができます。

よって、ドコモよりもワイモバイルの方が、12か月目以降は月額1,500円も安く利用することができますし、データ容量も3GBまでの容量が利用できてお得ということになります。

60歳以上でかんたんスマホを購入するなら、ワイモバイルがお得

ドコモのらくらくスマホとワイモバイルのかんたんスマホなら、どちらを契約する方がお得なのか、それぞれが利用できる料金プランや割引きサービスを比較しました。

ドコモでは、データ量が1GB以下ならギガライトで月額980円で利用することが可能になりますが、音声通話オプションで24時間かけ放題を利用するなら、割引きサービスのおしゃべり割60が適用になっても、月額1,000円は月額料金が増えてしまいます。

ワイモバイルなら、60歳以上でかんたんスマホを契約するということなら、24時間国内通話がかけ放題になるスーパーだれとでも定額の月額料金1,000円がずっと無料で利用することができます。

スマホで家族以外にもたくさん電話をかけるという60歳以上のシニアなら、ワイモバイルでかんたんスマホを購入したほうが、ずっと無料で通話をすることができるようになるので断然お得になりますよ。

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