家族にらくらくホンを持たせる予定の人は、居場所を確認することができるドコモのイマドコサーチにも加入して、安否確認ができるようにした方がいいのか検討している人も多いのではないでしょうか?







イマドコサーチは、事前に設定した相手の居場所をいつでも簡単に調べることができるGPS機能を使ったサービスで、子どもにケータイを持たせる場合に利用している人が多くいます。
しかし、イマドコサーチは子どもだけでなく、らくらくホンを利用する年配の人に対しても安否確認などで活用することができるサービスであり、らくらくホンを購入する時に一緒に加入しておく人が増えています。
イマドコサーチに加入するとどんなことができるのか、イマドコサーチの機能などについて解説していきますので、らくらくホンの購入を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
ドコモのイマドコサーチって何?
参考:イマドコサーチ
ドコモのイマドコサーチは月額200円で最大5人の居場所をいつでも検索することができる位置情報検索サービスです。
子どもやお年寄りなど、迷子になってしまう危険性がある人の居場所を、スマホやパソコンからいつでも気軽に確認することができます。
特に利用が多いのは小さい子どもにケータイを持たせている親御さんですが、近年では老人徘徊などで事故に巻き込まれたり行方不明になってしまう高齢者も多いため、高齢になった親にらくらくホンを持たせるついでに利用している家族も多くなっています。
その他にも、離れた場所に住んでいる家族の安否確認としてイマドコサーチを利用している人も多く、緊急事態の時にはワンタッチブザーで知らせることも可能です。
らくらくホンのイマドコサーチでできること
探される側の機種 | 利用可能なイマドコサーチの機能 |
らくらくホン | いますぐ検索 スケジュール、エリア検索 ワンタッチブザー検索 |
らくらくスマホ | いますぐ検索 スケジュール、エリア検索 ワンタッチブザー検索 ちょこっと検索 電池アラーム検索 |
イマドコサーチは、探す側はiPhoneやiPad、スマホやケータイ、パソコンなどあらゆる機器から検索をすることが可能ですが、探される側は機種によってイマドコサーチで利用できる機能に違いがあります。
今回は、らくらくホンとらくらくスマホで利用できるイマドコサーチ機能について解説していきますね。
いますぐ検索
いますぐ検索はイマドコサーチの機能の基本サービスなので、イマドコサーチに対応している機種ならすべての機種で対応しています。
いますぐ検索を利用する場合は、イマドコサーチ検索ページから探したい相手を選んで、「いますぐ検索」ボタンを押すだけで、相手の現在地を確認することができます。
いますぐ検索は「今どこにいるの?」というリアルタイムの情報をすぐに確認することができるため、例えばらくらくホンを利用している高齢者の姿が見えなくなってしまった時や、散歩に行ったっきり帰ってこないなどの時に、いつでもどこからでも居場所を検索することができますよ。
万が一の時はまずはイマドコサーチで居場所を検索してみると、どこにいるか確認することができるので安心ですよね。
スケジュール、エリア検索
スケジュール検索は、検索したい時間などをあらかじめ設定しておくと、その時間になるたびに検索する人がイチイチ「いますぐ検索」をしなくても自動で検索をしてくれて、居場所をメールでお知らせしてくれます。
曜日指定をするこや毎日の時刻、または60分間隔など定期的に検索をすることができます。
自宅で留守番をしてもらっている時なども、一人で外出してしまっていないかなど逐一確認することが可能ですよね。
遠くに離れた場所に住んでいる高齢者が倒れたりしていないか、らくらくホンさえ持ち歩いてくれているなら電話をしなくても、定期的に移動をしていることを確認することで生存を確認することに役立てることもできます。
さらに、スケジュール検索の設定にエリア検索を指定することもできます。
エリア検索を設定すると、探される側であるらくらくホンが、指定したエリアの外にいるのか中にいるのかをスケジュール検索と一緒にメールで教えらせしてくれます。
病院にいる時間なのに病院の外にいることが分かったり、自宅に戻っていることなどが確認できますので、病院へ行くことを忘れてしまったり、迷子になってしまうことを未然に防ぐことが可能です。
ワンタッチブザー検索
ワンタッチブザー検索は、らくらくホンについているブザーを鳴らした場合に、設定した検索間隔と回数で自動的に居場所検索を行い、居場所をメールでお知らせしてくれます。
子どもの場合には不審者に遭遇したときや迷子になった時にブザーを引っ張ることで現在地を親に知らせる機能としてついています。
らくらくホンの場合にも、不審者や何かトラブルがあった場合にらくらくホンのサイドなどにボタンが設置されているので、緊急時に助けを呼ぶことができます。
らくらくホンを利用する高齢者の場合には、不審者などの事件などの他に急な体調不良があった時にブザーを鳴らすことで助けを呼ぶという方法で活用することができます。
何か体調に異変があった時に、防犯ブザーを鳴らすことで周囲に状況を知らせることもできますし、イマドコサーチで家族に異常を知らせることが可能ですよね。
家族も電話に出ない場合には急いで現在地に向かったり、近所の人に様子を見てもらうことができるので、対応が早くなります。
ちょこっと通知検索
ちょこっと通知検索は、探される側が探す人に対して通知アイコンをタッチすることで自分の居場所をメールでお知らせしてくれます。
この機能はらくらくホンでは対応しておらず、らくらくスマホのみ対応しています。
らくらくスマホのディスプレイにちょこっと通知アイコンを表示させることで、いつでもアイコンをタップするだけで現在地を知らせることができます。
ちょこっと通知はワンタッチブザー検索と違って音などが鳴らないため、周囲に異常を知らせずに、検索する家族だけにトラブルを知らせたい時などに役立ちます。
電池アラーム通知検索
電池アラーム通知検索は、電池の残量が少なくなると自動で検索を行って居場所をメールでお知らせしてくれます。
これもらくらくホンでは対応していない、らくらくスマホでのみ対応している機能ですが、高齢者はあまりケータイやスマホを利用しないため、知らぬ間に電池がなくなってしまっていることもあります。
常にバックに入れて持ち歩かせるようにしていても電池がなくなったらどうしようもありませんので、そういった時に事前にお知らせしてくれるので、家族はらくらくスマホを充電するように伝えたり、電池が切れる前に現在地を確認しておくことができます。
その後電池が切れても現在地からどのあたりにいるのかある程度の予測をすることもできますので、外出してから帰ってこないときなどもスマホを持たせていないときよりも安心できますよね。
以上がらくらくホン、らくらくスマホで利用することができるイマドコサーチの機能です。
ちかくの事件情報
イマドコサーチでは、ちかくの事件情報という情報提供も行っています。
34都府県で提供をしているちかくの事件情報は、イマドコサーチで検索した結果の近くで事件情報があった場合には、事件発生エリアや事件の詳細情報などを閲覧することができます。
お年寄りを狙った事件などが多発する地域などの場合には、事前に危険性を伝えることで事件を回避することができます。
イマドコサーチとイマドコかんたんサーチの違い
イマドコサーチのように常に居場所を確認するほどではないという場合には、イマドコサーチと似たようなサービスの「イマドコかんたんサーチ」を利用することも可能です。
イマドコかんたんサーチは、申込み不要で月額料金もかかりません。
イマドコかんたんサーチは、事前に検索する相手を登録したりする必要もなく、検索したら1回あたり10円の検索料がかかるだけで、相手の現在地を手軽に検索することができます。
ただし、イマドコかんたんサーチは簡易的な居場所検索サービスのため、イマドコサーチのような利用方法はできません。
イマドコサーチ | イマドコかんたんサーチ | |
申込み | 必要 | 不要 |
検索料 | 1回5円 | 1回10円 |
検索回数 | 無制限 | 1日5回まで |
探される側の操作 | 事前設定をしておけば常に検索される | 探されるたびに許可操作をする必要がある |
検索対象者の人数 | 5人まで | 無制限(ただし検索できるのは1日5回まで) |
いますぐ検索 | 〇 | 〇 |
スケジュール検索、エリア検索 | 〇 | × |
ワンタッチブザー検索 | 〇 | × |
ちょこっと通知検索 | 〇 | × |
電池アラーム通知検索 | 〇 | × |
イマドコサーチは、申込みが必要で月額料金がかかる有料サービスですが、検索は1日に何回でも行うことができますし、事前に探される側のらくらくホンで設定さえしておけば、常に居場所を確認することができ、探される側にいちいち検索の許可を求めたりしなくても検索することが可能です。
解説してきたような便利機能を利用できるので、検索する側は毎回検索するたびにイマドコサーチを起動させて居場所検索をする、という面倒な操作が必要ないので簡単便利に利用できます。
イマドコかんたんサーチの場合は事前設定の必要がなく、1日5回まで検索することが可能ではありますが、検索するたびに探される側のスマホで許可をしてもらわなくては居場所を検索することができません。
もしもらくらくホン利用者が拒否したり、バックやポケットなどの中に電話機があって検索をされていることに気付かない場合には検索をすることができません。
緊急時などに許可をすることができない場合などには使えない機能になりますし、ワンタッチブザー機能なども利用することができません。
そのため、イマドコかんたんサーチはらくらくホン利用者と、どこかで待ち合わせの時に待ち合わせ場所が分からないという場合や、らくらくホン利用者自身が迷子になってしまって困っていると助けを求められた場合に利用することができる程度のサービスだと考えておいてくださいね。
らくらくスマホにイマドコサーチの必要性はあるのか?
解説してきた通り、イマドコサーチにはさまざまな機能があり、その機能は探される側の機種によって利用できるものと利用できないものがあります。
らくらくホンを持たせてイマドコサーチを利用することを考えるなら、らくらくホンの中でもイマドコサーチの機能が多く使えるスマホタイプのらくらくスマートフォンがおすすめです。
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【2021年】ドコモらくらくホン・らくらくスマホ各機種のスペックや便利機能の総まとめ!
らくらくスマートフォンme F-01L | らくらくスマートフォン4 F-04J | |
ディスプレイサイズ | 4.7インチ有機ELディスプレイ | 4.5インチ有機ELディスプレイ |
バッテリー容量 | 2,110mAh | 2,100mAh |
本体サイズ | 高さ143mm×幅70mm×厚さ9.3mm | 高さ137mm×幅67mm×厚さ9.9mm |
重量 | 143g | 138g |
カメラ | 1,310万画素 | 1,310万画素 |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X | IPX5/IPX8・IP6X |
緊急時ブザー | 〇 | 〇 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
ワンセグ | 〇 | 〇 |
ドコモで現在発売されているらくらくスマートフォンは2機種あり、どちらも操作がしやすいかんたんモードが搭載されているスマホです。
防水・防塵対応なので、天候に左右されずに屋外で利用することができますし、音声読み上げ機能も搭載されているので、文字が見えない時も声で読み上げてくれるから安心です。
らくらくスマートフォンには、地震速報や津波警報などの災害・避難情報をお知らせするエリアメールに対応しています。
また、ワンセグも対応しているので災害時でもスマホでテレビを視聴して情報をキャッチすることも可能ですし、スマホの通信を利用してインターネットラジオを視聴することが可能です。
災害時に役立つ機能が搭載されているので、万が一の時も安心です。
【安心】らくらくスマホ+イマドコサーチの組み合わせはおすすめ!
らくらくホンを持たせた場合に利用できるイマドコサーチの機能について解説してきました。
イマドコサーチは、いつでも簡単にらくらくホンを利用している家族の居場所を確認することができました。
居場所を探すだけでなく、決められた時刻に居場所を確認したり、エリア内にいるかどうか確認することもでき、緊急時もワンタッチブザーを鳴らすことで緊急時に家族に異常を知らせることができます。
安否確認として、離れた場所に住んでいる家族の状況を確認したりするのにも役立ちますので、家族にらくらくホンを持たせることを検討している場合には、イマドコサーチにも加入しておいた方が安心ではないでしょうか?