ドコモ

ドコモのビデオコールでできること・料金は?らくらくスマホも対象機種?

ドコモのビデオコールではどのようなことができるのか?

料金はどのくらいかかるのか?

対象機種は?

など、ドコモのビデオコールについて詳しく解説していきます。

ドコモのビデオコールは、音声だけでなく、相手の顔を見ながら通話をすることができるテレビ電話サービスのことです。

高齢者がビデオコールで電話をかけるようになれば、

ポイント

離れている場所にいる家族や親せき、友人と顔を合わせながら会話ができる

電話で家族の安否が確認できる

音声通話だけでは伝わらないモノやコトについて、実際に画面に見せて説明することができる

などのメリットがあります。

ビデオコールについてできるだけ分かりやすく解説していきますので、参考にしてみてください。

メモ

ビデオコールは利用できない機種があります。

まずは、対象機種を確認しておきましょう。

→ドコモビデオコール対象機種はこちら

ドコモのビデオコールとは?ビデオコールでできること

ドコモのビデオコールは、通話中相手の声を見ながら話したり、何かを見せながら話したりすることができる電話サービスです。

音声だけの通話とビデオコールは、ディスプレイの切り替えマークをタップするだけで簡単に切り替えることが可能で、呼び出し音が鳴るまでの時間が短縮し、スピーディーにつながります。

ドコモでは以前からテレビ電話という電話相手の顔を見て電話ができるサービスがありましたが、テレビ電話はFOMAのiモードサービス対応機種で利用する場合に利用できる電話サービスでした。

ビデオコールの音声通話は、以前のテレビ電話とは違って、LTEエリアで利用できるVoLTE(HD+)のクリアで高品質な音質で利用することができるLTEサービス向けのテレビ電話サービスという違いがあります。

VoLTE国際ローミングで海外でもビデオコールが利用できる

ビデオコールは、日本国内と同じように海外でも、LTEネットワークが利用できる地域でならビデオコールを使って国際電話をかけることができます。

通話料や通信料については、海外の地域によって異なります。

ビデオコールの対応機種

ドコモスマホ5GLG V60 ThinQ 5G

Galaxy S20 5G

Galaxy S20+ 5G

ドコモスマホ4G2014年5月以降に発売されたVoLTE対応機種
ドコモタブレットAQUOS PAD SH-05G

AQUOS PAD SH-06F

Xperia Z2 Tablet SO-05F

Xperia Z4 Tablet SO-05G

ドコモらくらくホンらくらくスマホ4 F-04J

らくらくスマホ3 F-06F

らくらくスマホme F-01L

らくらくスマホme F-03K

ビデオコールの対応機種は、2014年5月以降に発売したドコモのVoLTE対応のandroidスマホ、タブレット、らくらくスマホなどです。

ケータイやVoLTEに対応していないスマホやタブレットでは利用することはできません。

また、iPhoneはiPhone 6以降VoLTEに対応していますが、ビデオコールについては対応していません

VoLTEの通話サービスが利用できるLTEエリア内でのみ利用可能となり、通話中に一方が3Gエリアに移動してしまった場合は、映像が切断されて自動で音声通話のみに切り替わります。

ビデオコールはドコモだけのサービスなので、ドコモでビデオコールに対応している機種同士の通話だった場合にビデオコールを利用することが可能。

ビデオコールの月額料金

月額料金:無料
申込み:不要

ビデオコールは、月額料金無料・申込み不要で利用することができます。

ビデオコールの通話料・通信料

ビデオコールの通話料・通信料について詳しく解説していきます。

ビデオコールは、音声通話の通話料と、映像を送受信するのにパケット通信料の2つの利用料がかかります。

ドコモの料金プランや通話オプションサービスによって、ビデオコールの通話料・通信料は異なっています。

着信側については、音声通話の通話料はかかりませんが、パケット通信料はかかるので注意してください

料金プラン「ギガホ」「ギガライト」利用時

音声通話:30秒20円
映像の送受信:利用可能データ量を消費する

現在ドコモで契約することができる料金プラン「ギガホ」「ギガライト」「5Gギガホ」「5Gギガホギガライト」でビデオコールを利用した場合は、通常の音声通話の料金と同じく30秒20円が加算されます。

データ通信料については、各料金プランの利用可能データ量を消費していきます。

ギガホなら最大30GBまで、5Gギガホなら最大100GB、ギガライトや5Gギガライトなら最大7GBまで利用できます。

データ通信料がパックになっている料金プランや、パケット定額サービスを契約している場合、ビデオコールの送受信データ量も他のパケット通信量と同様に当月のご利用データ量としてカウントされることになります。

音声オプション利用時

  • かけ放題オプション
    音声通話:かけ放題
    映像の送受信:利用可能データ量を消費する
  • 5分通話無料オプション
    音声通話:1回5分以内の通話は無料。5分超過後は30秒20円
    映像の送受信:利用可能データ量を消費する

音声オプションのかけ放題オプションと5分通話無料オプションを利用する場合、音声通話についてはそれぞれのオプション内容に沿った通話料がかかります。

かけ放題オプションなら、24時間ビデオコールをかけても通話料はかかりません

5分通話無料オプションなら、1回の通話が5分以内なら何度でも無料でビデオコールをかけることができます。

データ通信料については、契約している料金プランに応じた通信料を消費することになります。

家族間の通話料

家族間の通話については、ファミリー割引グループの家族への国内通話なら、音声通話サービスと同じくビデオコールも24時間無料で家族と電話することができます。

通信料については家族間であっても割引されることはありませんので、契約している料金プランに応じた通信料がかかります。

ビデオコールの通信料はキャンペーンで無料

ビデオコールでは、通話料の他に通信料がかかるということを解説してきましたが、ビデオコールのサービス提供開始以降現在までキャンペーンが継続されているため、現在のところパケット通信料はかからずに利用することができます

したがって、ビデオコールは通常の音声通話の通話料と同じ金額で利用することが可能です。

海外でのビデオコールの場合も、キャンペーンにより通信料無料で利用できます。

ドコモビデオコールとラインのテレビ電話を比較

ドコモのビデオコール以外にも、多くのスマホのアプリでテレビ電話サービスが提供されています。

ドコモのビデオコールとLINEアプリのテレビ電話には、どのような違いがあるのか比較してみました。

ビデオコールLINEテレビ電話
月額料金無料無料
申込み不要不要
通話料・通信料30秒20円

(家族間:無料)

(かけ放題オプション利用:無料)

プランに応じて通信料がかかる

通話料:無料

通信料(目安)

1分:5.1MB

10分:51MB

30分:153MB

1時間:307MB

通話対象ビデオコール対応機種を利用しているドコモユーザーで、LTEエリア内で使用する場合LINEアプリ利用者

ドコモのビデオコールは、かけ放題オプションなどの通話オプションに加入していない限り、家族以外へのビデオコールは通話料がかかります。

一方で、LINEアプリのテレビ電話は、通話料は一切かからず通信料のみでテレビ電話をかけることができます。

通信料は契約している料金プランのデータ容量を消費して利用することができますし、Wi-Fi接続で利用すれば実質通信料はかからずに無料でかけ放題で利用することが可能です。

また、ドコモのビデオコールが利用できるのは、ドコモユーザーでビデオコール対応機種を利用している人という限られた相手にしか発信することができませんが、LINEアプリではLINEアプリ同士ならキャリア関係なく他社ユーザーにもテレビ電話をかけることができます。

ドコモのビデオコールの方は通話品質の高いVoLTEで通話をすることはできますが、

家族以外には通話料がかかる

電話をかけられる相手が限られている

という点を考えると、家族以外にもテレビ電話をする機会が多いなら、ドコモのビデオコールだけでなくLINEのテレビ電話を利用することを考えてみてもいいと思います。

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ドコモビデオコールのまとめ

ポイント

月額料金無料・申込み不要で利用可能

VoLTEに対応しているらくらくスマホでも利用できる

通話料と通信料の両方がかかる

通信料はキャンペーンにより無料で利用可能

ドコモのビデオコールとはどのようなサービスなのか、料金や対象機種などについて詳しく解説してきました。

ドコモのビデオコールは、音声通話と同じレベルのクリアで高品質な通話をすることができるVoLTEに対応しているので、耳の聞こえが悪い高齢者でも快適に電話をすることができますよ。

高齢になってなかなか外出ができない

近くに知り合いがいない

という高齢者は、ビデオコールを利用すれば相手の顔を見ながら楽しく会話をすることができるので、これからドコモで高齢者のケータイの買い替えを検討している人は、ビデオコールの対応機種で購入を考えてみてもいいのではないでしょうか。

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